JR東、原宿駅の建て替え検討

08/06/2016

東日本旅客鉄道(JR東日本)は山手線の原宿駅(東京・渋谷)の建て替えの検討を始めた。2020年の東京五輪の会場となる国立代々木競技場が近く、原宿エリアを訪れる外国人観光客の増加で駅のホームやコンコースが手狭になっている。20年をメドに新駅舎の利用開始をめざす。

原宿駅の14年度の1日あたりの乗車人員は約7万人。原宿エリアは若者文化の発信地として人気があり、訪日外国人の利用も増えている。

土日祝日などの利用客が多いときには入場制限をすることもある。

原宿駅は1906年に開業。初代の駅舎は現在よりも北側にあったが、明治神宮の創建を受け、24年に現在の西洋風駅舎が完成した。北側には今も皇室専用ホームがある。新駅舎は今より南側に建設する方向で、現在の駅舎の扱いは今後検討する。

国立代々木競技場は20年東京五輪ではハンドボール、パラリンピックではバドミントン、車いすラグビーの会場になります。