15年度訪日客、45%増

25/04/2016

日本政府観光局が20日発表した訪日外国人数(推計値)によると、2015年度は前年度比45.6%増の2135万9000人で、2000万人の大台を初めて突破しました。アジア諸国を中心とした「訪日ブーム」が影響したと思われます。

政府は東京五輪・パラリンピックが開催される20年の訪日外国人数の目標として、2000万人を掲げてきましたが、現在は2倍の4000万人に引き上げています。
為替の円安や訪日ビザ(査証)の発給要件の緩和のほか、格安航空会社(LCC)を中心としたアジアでの国際航空路線の拡充も寄与しました。

大都市部などの宿泊施設不足の解消や、地方への誘客策などが急がれます。

3月は、花見の時期と重なり、アジアなどからの訪日客が好調でした。