政府、20年の訪日客数を4000万人に-「観光先進国」へ

31/03/2016

政府は平成28年3月30日、訪日外国人旅行客の拡大に向けた具体策を検討する関係閣僚と有識者による会議「明日の日本を支える観光ビジョン構想会議」を開いた。

新たなビジョンでは、過去3年間に訪日旅行者数が倍増の約2000万人に、消費額が3倍増の約3.5兆円に増加したことや、国連世界観光機関 (UNWTO)による予測などを踏まえて、20年と30年に達成すべき数値目標を設定。年間訪日外国人旅行者数の目標として2020年に4000万人、30年に6000万人を掲げる。消費額については20年に15年比で2倍超の8兆円を、30年には4倍超の15兆 円をめざす。

政府はこの考えの下、実効をあげるため、関係各府省局長級をメンバーにタスクフォースと観光戦略実行推進室を4月中に立ち上げる。

安倍総理はこの日の会議で「赤坂や京都の迎賓館など、魅力ある公的施設も大胆に開放し、観光の呼び水とする。豊かな自然が凝縮された『国立公園』を世界水準の『ナショナルパーク』に生まれ変わらせる」と決意を示した。

また「世界が訪れたくなる日本を目指し、今日決定した10の改革を着実に実行していくことで、観光先進国という新たな高みを国挙げて実現する」と観光立国として観光先進国入りを目指す考えを強調した。